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Sho Ryuno / 竜野 将



セレンディール世界を、特定の表現形式を定めず、様々な角度、手法で伝えること(「世界に原作なし」)を目的とするセレンディール・プロジェクトを実行中。

主な作品に、セレンディール世界のことわざを1000語以上(2026年現在、1300語)収録した『セレンディールことわざ辞典』、数百種のセレンディール生物ペン画、セレンディール世界の旋律《太古から》などがある。

幼少時より生物をこよなく愛し、中学1年生時に『ハンミョウの研究』、中学2年生時に『淡水エビの研究』にて船橋市児童科学論文・工夫作品展(科学論文の部)で受賞、また、たまたま出会ったネコを撮ったり、気が向いた時に絵を描くこともある。

書店でランダムに手に取った本が13刷だった場合は、どんなジャンルのどんな本であろうが必ず買って読む。

現在、タマクルム100種類(全種類、自作ペン画あり)の『タマクルム事典』と、セレンディール世界の本を紹介する『セレンディール・ブックレビュー』および『セレンディール・ブックデータベース』を執筆・Web公開中。

『常響の狂苦』(作者不詳 / 翻訳:リルカ・アルール)

ルドルーズ文明時代の、激しい耳鳴りに精神を病み、狂気に陥った王と、その結果、引き起こされた大惨事「狂響の凶」に苦しんだ人々がタマクルムのおかげで救われる、という伝説を描いた、作者不明の長編詩『常響の狂苦』が、「クルム研究の神様」リルカ・アルールによる名訳(セレンディール語)で甦る。

『ミーリィはすごいぞ』(レダム・リズル)

「悲劇のミーリィ研究者」と呼ばれるレダム・リズルが、当時、人々の憎悪の対象となり、大量虐殺されていたミーリィを何とか救おうと、ミーリィの魅力を伝えるために執筆した本。本書を子どもの頃に愛読し、その影響で生物研究者や生物の保護活動家になった、と公言する人は多い。

『サバクレムンのプレゼント』(ラゴル・ジルディ)

ルドルーズサバクレムン研究の第一人者として知られるラゴル・ジルディが、サバクレムンたちにプレゼントされた「贈り物」の詳細なデータ集。

『13の絵本』(ラドウィーヴ・ディーレン)

奇書『13』の著者であり、「13」という数だけの博物館である「13博物館」の創設者でもある、「13」に取り憑かれた数学者ラドウィーヴ・ディーレンが、子どもたちを「13」という数を通じて世界の見方を広げるためにつくり上げた絵本。

『クルム絵の世界』(ギアズ・イーゼン)

レスターンの伝統工芸から世界へ広がった「クルム絵」を、初心者にはわかりやすく、マニアにもその美しく幅広い作品コレクション写真で満足させる充実のガイドブック。

『グムーヴの描き方』(パディル・ウーズリー)

ラヴェニール生物大学の第一期主席卒業生にして同大学グムーヴ研究室初代所長のパディル・ウーズリーが「グムーヴ」の描き方を徹底して解説した技法書。

『本のぬいぐるみ「ぬいぐるぼん」作品集』(マブーリ夫妻)

マブーリ夫妻が生み出した、読めるぬいぐるみ「ぬいぐるぼん」のうち、マブーリ夫妻自らが手がけたもののみを掲載した作品集。

『ヨザ沼関連不明者名簿』(ガダカイ国立ヨザ沼博物館 / 編)

ガダカイにある、古来より世界的に有名な底無し沼であるヨザ沼周辺で失踪、あるいはヨザ沼に行くと伝えた直後に行方不明(ほとんどの者の死亡はほぼ確実視されている)になった者の名簿。

『ばねことば』(リーデライ国立工業部品博物館)

リーデライ国立工業部品博物館で、子ども向けのプログラムとして開催された企画展「ばねはこんなにすごい!」展にて、学芸員達がバネについてのことわざや格言、慣用句などを、バネをモチーフとしたユニークなキャラクター達のイラスト付きで表現し無料配布した手作りカードが好評で問い合わせが殺到したため、冊子として再編集してミュージアムショップで販売するようになった、という経緯を持つ絵本。

『レムール ─ レムールを見ることに生涯をかけ、レムールを生涯一度も見なかった男の話』(リーズ・ヴァナー)

古より世界中で「野獣の王」と呼ばれ、数多の神話や伝説、文学や歌、美術品などでその圧倒的な強さ、美しさを称えられ、またその恐ろしさが伝えられてきた最大最強の陸上捕食者、レムール。もはや神獣といっても過言ではないこの驚異的な生物を一目でもいいから見たい、と決意し、生涯をそのことに費やしたゴード・イルヤを描いた伝記文学の傑作。