『グムーヴの描き方』(パディル・ウーズリー)
ラヴェニール生物大学の第一期主席卒業生にして同大学グムーヴ研究室初代所長のパディル・ウーズリーが「グムーヴ」の描き方を徹底して解説した技法書。
生物カードの「グムーヴ」ナンバリング1番として知られる作品についても作画の手順を写真を付して丁寧に説明している。
原書(初版)言語:パディア語
出版社:ラヴェニール・カード社
著者情報
パディル・ウーズリー:パディアのグムーヴ研究者。ラヴェニール生物大学グムーヴ研究室初代所長。子供の頃からグムーヴが好きで、毎日のように野山に行き、観察したりスケッチしたりしていた。
ラヴェニール生物大学の第一期主席卒業生であり、同じ一期生であるラヴェニール・カード社の創業者として知られるルーティス・ナルリードとは親友同士で、その縁でセレンディール文明創始者ラヴェニールの後継者であるラクール・ルーネリーとも親交があった。
幼い頃からグムーヴを描いていただけあり、特にグムーヴの絵はプロの画家でも絶賛するレベルのもので、生物カードの「グムーヴ」ナンバリング1番は、パディル・ウーズリーによるもの。
グムーヴ
「この世で最も醜悪な生物」「不快さを詰め込んで造るとこうなるという見本」「人類を罰するために神が放った生物」などと言われるほどに、人間にとっては気持ちの悪い外見に、悪臭や毒棘などを併せ持つ大型の虫。
身にも毒があるため、食用にも出来ず、農作物も荒らすため、とにかく、厄介な生物として忌避されてきた。
一般的に、「醜さ」「厄介者」の代名詞のような存在として認識されている。
「醜刺「醜臭棘刺」」「無良」など、多くの呼び名がある。

生物カード
世界最古の歴史を持ち、世界最多の発行枚数とコレクター人数を誇る、「最も美しいカード」と称賛されるコレクション用カード。名前の通り、カードの表側には一流の生物画家による美麗な生物画が描かれており、裏面は紫地に、銀の繊細なセレンディール語のフォントで、表に描かれている生物の学名と画家の名、カード番号(カード全体の番号ではなく、固有種ごとの番号と、画家ごとの作品番号)が絶妙な配置で刻印されている。考案したのは、社名の由来でもあるセレンディール文明創始者ラヴェニール。創業者はルーティス・ナルリード。
ラヴェニール・カード社の方針により、全体のカード種数は公表されていないが(“未知”という楽しみを殺ぐことを防ぐ目的としている)、推定では何と1000万を超えるとされる。日々増えていることも相まって、正確な種数を出すことは事実上、不可能と言ってよい。