『レムール ─ レムールを見ることに生涯をかけ、レムールを生涯一度も見なかった男の話』(リーズ・ヴァナー)

古より世界中で「野獣の王」と呼ばれ、数多の神話や伝説、文学や歌、美術品などでその圧倒的な強さ、美しさを称えられ、またその恐ろしさが伝えられてきた最大最強の陸上捕食者、レムール。もはや神獣といっても過言ではないこの驚異的な生物を一目でもいいから見たい、と決意し、生涯をそのことに費やしたゴード・イルヤを描いた伝記文学の傑作。

原書(初版)言語:ヴェリアート語

出版社:航海書房

著者情報

リーズ・ヴァナー:ヴェリアートの小説家。ゴード・イルヤの生涯を描いた傑作伝記『レムール ─ レムールを見ることに生涯をかけ、レムールを生涯一度も見なかった男の話』で知られる。本書はセレンディール文明誕生以前に、レゴール語やナーディル語、レヴァーク語、レスターン語、ティルトレーズ語など多言語で翻訳され、世界中で愛されて超ロングセラーとなった。セレンディール文明創始者ラヴェニールの後継者、ラクール・ルーネリーが本書を愛読していたことはよく知られている。

訳注

レムール

「野獣の王」と呼ばれる最大最強の陸上肉食動物。

古代より数多の神話や伝説、文学や歌、美術品などでその圧倒的な強さ、美しさを称えられ、またその恐ろしさが伝えられてきた。

個体数は非常に少ないが、遭遇すれば死は確実と言われ、「絶対の死」の象徴にもなっており、レムールに滅ぼされた民族や村なども実在する。

レムールには気品や気高さ、誇り高さといったイメージもあり、王族や貴族の紋章などにもよく用いられていた。